海外旅行や海外に赴任した時に、一番怖いのが病気やケガをすることです。
フィリピンのセブ島に戻ってきて、2か月の間に2回風邪をひいている、こんにちはYoshiです。
病気になったら海外の病院に行きたいけど、英語が不安だし、そもそもその国の医療が信じられるかって・・・。
それよりも思わぬアクシデントでケガをした時なんか、命にかかわるものだったら!?
命にかかわることはないけど、普通にしていても、寝ている時でも激痛で起きてしまう細菌性皮膚感染症のPigsa(ピグサ)、ビサヤ語でmatag tiki(マタグ ティキ)。
ちょ!フィリピンにきて、1か月も経たないうちにかかったんですが!?前にフィリピンにいた2年が加算されているっていうんですか!?
結論として、誰でも突然に発症するPigsa(ピグサ)はおできのように患部が赤く腫れあがって、原因は外傷にブドウ球菌が入ると発症し、民間療法や薬を飲んだり塗ったりするけどなかなか治らず、治ったと思ったら他の部位に発症します!
ということで、同じように苦しんでいる人やフィリピン生活が長い人に気をつけて欲しいので、今日は「Pigsa(ピグサ)って何?フィリピンでかかる細菌性皮膚感染症の原因や症状」を説明するよ♪
激痛!細菌性皮膚感染症のPigsa(ピグサ)はフィリピンに長くいる人がかかる病気

海外旅行中や海外に住んでいて、一番感じるのが日本の医療、そして日本の病院や保険制度の絶対的安心感です!
海外にいる時に何かあった時に困るから、海外旅行保険に入る、またはクレジットカード付帯の海外旅行保険があればカバーしてくれるよ!
ちょ!最初は左手人差し指が腫れて激痛だったのに、治ったと思ったら右足太ももがぁあ!めっちゃ痛いし、膿がめっちゃでる(ノω`●)


あ~あ。それはタガログ語でPigsa(ピグサ)、ビサヤ語でmatag tiki(マタグ ティキ)っていって、激痛よ!
少ないながらもネットでググってみるとあった、フィリピンに長くいる人が一度はかかるという細菌性皮膚感染症の「Pigsa(ピグサ)」。
モトボサツさんが細菌性皮膚感染症のピグサになって、左手⇒両方の目にまで感染してめっちゃ痛くて苦しんだ話をヤスさんと聞いて、「うわぁ~なりたくないですね・・・。」っていってたのに・・・。。
その後、ボクの左手人差し指がピグサに感染して、すぐあとにヤスさんが肘にピグサを感染しました。
なぜかモトボサツさんの周りで流行しているピグサだけど、かれこれ初発生から1か月以上苦しんでおります・・・。
Pigsa(ピグサ)にかかる原因や症状


最初は指にささくれができていて、いつものように取ったら・・・。
案の定、ちょっと出血して、「痛いな~」と思っていたの!
ちょ!なんで!?フィリピンにきて、1か月も経ってなくてピグサになるって、どういう事!?寝ていてもジンジンと激痛で、目が覚めるの(ノω`●)


私がお尻にピグサが出来た時は、うつ伏せでしか寝れないし、イスに座ることもできなかったのよ!
ばい菌でも入ったのか左手の人差し指のささくれが赤く腫れあがって、触らないでも「常につねられている状態」のような感じで、ジンジンと痛みました・・・。
それからが細菌性皮膚感染症のPigsa(ピグサ)による「地獄の苦しみ」の始まりでした!
そんなボクが実際に苦しんだ細菌性皮膚感染症のPigsa(ピグサ)の原因と地獄の症状を紹介するよ♪
傷から感染するみたい!Pigsa(ピグサ)にかかる原因は外傷にブドウ球菌が入る
細菌性皮膚感染症のPigsa(ピグサ)は、皮膚の掻き傷やスリ傷などのちょっとした傷が原因といわれています。
実際に、最初は「あれ?ニキビやおできができたのかな?」くらいだけど、翌日とかに腫れあがって、猛烈な痛みがきます・・・。
フィリピン人からは「毎日シャワーを浴びて、キレイにしてないでしょ?」といわれたけど、毎日汗だくで2,3回浴びているし、右太ももの時はマッサージの後だったから、マッサージ中に傷ができたのかも・・・。
最悪ですよ!Pigsa(ピグサ)の症状はおできよりも腫れあがって激痛
細菌性皮膚感染症のPigsa(ピグサ)の症状としては、患部がタコ焼きくらいに赤く腫れあがって激痛がきます。
その他、人によっては
つまり、ちょっと何かが触れるだけでも激痛だけど、何もしていなくてもズキズキと痛むのがおできやニキビとの違いです・・・。
赤く腫れあがって、しばらくすると中心に白い点(ニキビの白い点と同じ)ができるけど、あまりの激痛で触って欲しくないし、ましてや膿を出してほしくもない・・・。
フィリピーナのお姉ちゃんたちが、面白がってピグサの患部を触りに来るから最悪ですよ!
第一に病院へ!Pigsa(ピグサ)の治療法に効果のある薬

一刻も早く激痛から逃れたいから、早く治したいPigsa(ピグサ)だけど・・・。
大体治るのに2週間から1か月かかります。

「ピグサの時には、シーフードとチキンを食べてはいけない」っていうわよ!
ホントかよ!?そもそも、その医学的根拠は!?チキンだらけのフィリピンで「チキンを食べるな!」って、「飯食うな!」っていってるのと同じじゃん!

ホントかどうか知らないけど、フィリピン人からピグサの時には「チキンとシーフードは食べちゃダメ!」といわれた・・・。
フィリピン人は空の瓶を熱して、さかさまに患部にあてて叩いて膿を押し出すやり方でピグサは2~3日で治すけど、無理やり膿を出すと患部の皮膚が黒くなって跡が残ります!
例えば、触られたら激痛なピグサなのに、更に無理やり膿を出すのは、傷口に塩を塗られるよりも地獄の激痛です!
ピグサになったら、海外旅行保険で病院に行って、処方箋をもらって薬を塗ったり飲んだりしてください。
ボクが調べた&ピグサになった友達から教わった効果のある薬を紹介するよ♪
Fusidic acid(フシディック アシッド)

Fusidic acid(フシディック アシッド)は、フシジン酸のステロイド系抗菌薬です。
フィリピンのドラッグストアで「Fusidic acid」といえば買えるけど、600ペソ(約1,200円)と普通の薬よりもかなり高いです!
左手人差し指のピグサは、Fusidic acidを塗っていたら一週間もしないうちに治ったよ!
医師の処方箋が必須!Amoxicillin(アモキシシリン)

Amoxicillin(アモキシシリン)は、ペニシリン系の抗生物質の飲み薬です。
フィリピンでは、Amoxicillinをドラッグストアで購入する場合は、Prescription(医師の処方箋)がないと購入できません!
ただし、サリサリストアでAmoxicillinが購入できるけど、ジェネリック版で純正のオリジナルではないです。
Amoxicillinは1回一錠4時間おきの服用です。
サリサリストアで購入するたびに「Amoxicillin」と書いてあるけど、薬の色が違ったからジェネリック医薬品だった(笑)
めっちゃピグサに効くようだよ!Sultamicillin(スルタミシリン)

Sultamicillin(スルタミシリン)は、ペニシリン剤の飲み薬です。
Sultamicillinは、フィリピン人の女の子の友達が2か月前にピグサになって飲んだ薬で、「めっちゃ効く」っていってました。
実際にボクは服用していないので、効果がどれほどかはわからないよ・・・。
Mefenamic(メフェナミック)

Mefenamic(メフェナミック)は、炎症にともなう腫れや痛みをおさえて熱を下げる飲み薬です。
Mefenamicはフィリピンのドラッグストアで購入することができ、1錠30ペソくらいで購入できます。
Mefenamicは1回一錠4時間おきの服用です。
ボクはAmoxicillinとMefenamicを同時に飲んでいたけど、飲んだ後は痛みが和らぎました!
まとめ 細菌性皮膚感染症のPigsa(ピグサ)は地獄の痛みなので覚悟してください

フィリピンに長くいるとかかるといわれる細菌性皮膚感染症のPigsa(ピグサ)は、掻き傷などの小さな傷からブドウ球菌がはいって感染します。
実際にピグサに感染すると、大きく赤く腫れあがって、激痛で寝ていても起きるくらいです。
「Pigsa(ピグサ)」についてまとめると、こんな感じですね♪
Pigsa(ピグサ)の原因や症状、効果のある薬
- 原因:皮膚のちょっとした傷口にブドウ球菌が入って、皮膚で繁殖してしまう
- 症状:患部が赤く腫れあがって寝ていても起きるくらいの激痛・膿がでて、肉がえぐれる・人によっては熱が出て寝込む
- 治療薬:Fusidic acid(フシディック アシッド)、Amoxicillin(アモキシシリン)、Sultamicillin(スルタミシリン)、Mefenamic(メフェナミック)
フィリピン人は民間療法で治すようで、空の瓶を熱して、さかさまに患部にあてて叩いて膿を押し出すというやり方です。
くれぐれも、薬は医師の診断の元に処方してくださいね!
ピグサは他の部位に移る可能性も大で、モトボサツさんいわく「目だけは死守してください!死にます!」とのことでした。

ちょっと!足のピグサが穴が開いた感じになって、気持ち悪いわ!
右太ももの時は、膿や体液がでるからガーゼをしてて、取り換える時に一緒に皮膚とお肉がくっついたせいで、悪化したの(ノω`●)

ピグサの患部をガーゼなどの柔らかいもので覆うと、ぐじゅぐじゅの皮膚やお肉がひっついて最悪な事になります!
つまり、細菌性皮膚感染症のPigsa(ピグサ)になったら、病院に行って適切な治療と薬を処方してもらってください・・・。
ボクのように何の病気か最初わからずに自力で治そうとすると、長引いて大変な事になりますよ!
現在は、運よく日本から持ってきていたワセリンを使った「湿潤療法(しつじゅんりょうほう)」で回復してきています。
マジで地獄の激痛の二度とかかりたくない細菌性皮膚感染症のPigsa(ピグサ)で、現在も治療中のボクだけど、もしもピグサになってしまったら病院に行って、治し方と薬を参考にしてくださいね♪
あわせて読みたい
海外で病気やケガ!クレジットカード付帯の海外旅行保険の自動付帯・利用付帯の違いや注意点、裏ワザを実体験で徹底解説
楽しい海外旅行中や世界一周バックパッカーの旅で、「ケガや病気になって、海外の病院に行きたい!」と思ったアナタ! 海外の病院診療ってめっちゃ高くて、盲腸の場合はヨーロッパだと100万円越え、アメリカだと300万円近くして救急車も有料です。 そんな世界一周バックパッカーの間では有名な話から入った、こんにちはYoshiです。 海外旅行や世界一周中でも、安心して病院に行けるように海外旅行保険に加入したいですね♪ でも、「海外旅行保険って、高いでしょ?」ってアナタ! はてな クレジットカード付帯の海外旅行保険を知っ ...
フィリピンの薬まとめ!風邪や下痢、頭痛などの病気に服用するものを紹介するよ
めっきり朝晩は涼しくなってきましたね。 もうTシャツ、ハーフパンツで寝ていると夜中に寒くて起きる事もある、こんにちはYoshiです。 そんな事を繰り返していたら、風邪をひきましたよ! 日本に帰ってきてからめっきり風邪をひかなかったので油断しましたが、海外やフィリピンのセブ島にいた時には2か月に1回は風邪をひいていたボク・・・。 セブ島にいた時には、風邪や下痢・頭痛薬など、数々のフィリピンの薬を飲みました。 とうことで、今日は「フィリピンの薬まとめ!風邪や下痢、頭痛などの病気に服用するもの」を紹介するよ♪ ...