マニラのニノイ・アキノ国際空港から市内やターミナル間の移動方法を実際にやったので徹底解説

「世界のワースト空港」として有名なマニラのニノイ・アキノ国際空港。

ターミナルがありすぎでたまに迷う、こんばんわYoshiです。

2017年に世界ワースト空港の汚名を脱出したマニラのニノイ・アキノ国際空港だけど、ターミナル間移動やマニラ市内への移動方法で迷うよね？

過去にボクも色々と利用して、迷ったりしたけど、纏めるのが面倒でブログに書かなかったの（笑）

ボッタくりのない安全な移動手段は、特に知りたいですよね！

結論として、ターミナル間移動は無料の「シャトルバス」、マニラ市内のホテルなどに移動する場合で、路線があれば「プレミアムエアポートバス（UBE Express）」か「エアポートループバス(Airport Loop Bus)」、それ以外は「Grabタクシー」がおすすめです。

ということで、今日は「マニラのニノイ・アキノ国際空港から市内やターミナル間の移動方法」を徹底解説するよ♪

フィリピンのマニラに着いた！ニノイ・アキノ国際空港の各ターミナルに就航している路線

ただでさえ困惑する海外の空港、そして空港内施設。

マニラのニノイ・アキノ国際空港は、ターミナルが4つあります。

マニラのニノイ・アキノ国際空港のターミナルは、日本や他の海外と違ってメトロやモノレールなんてものはないので、自力で移動しなくてはいけません・・・。

まず、日本からフィリピンに行く場合の主なマニラのニノイ・アキノ国際空港の各ターミナルの就航路線は

ターミナル	就航路線
ターミナル1	国際線専用 フィリピン航空、日本航空(JAL)、ZIPAIR、大韓航空、チャイナ・エアラインなど
ターミナル2	国内線専用 フィリピン航空、PAL エクスプレス、フィリピン・エアアジアなど
ターミナル3	国際線・国内線 セブパシフィック航空、全日空(ANA)、ジェットスター航空、エアアジア、チェジュ航空、キャセイパシフィック航空など
ターミナル4	国内線専用 Cebgo、エアスィフトなど

航空券を予約したときに、「マニラのニノイ・アキノ国際空港の、どのターミナル発着か？」記載されているので、必ず確認してください。

ターミナル1,2は近いけど、ターミナル3,4は徒歩での移動は距離的に無理＆夜はスラム街を歩く格好の獲物と同じなので、絶対やってはダメだよ！

マニラのニノイ・アキノ国際空港からターミナル間、市内の移動方法

ただでさえ、各ターミナルが離れているマニラのニノイ・アキノ国際空港。

まして、マニラ市内に移動するのにもマニラメトロ（LRT/MRT）も空港まで走っていないし、交通の便が考えられていない空港です・・・。

不便なマニラのニノイ・アキノ国際空港だけど、マニラ市内に移動や乗り継ぎのためにターミナル間移動をする必要がある人もいますね。

または、ターミナル3にある荷物預けサービスの「Luggage & More」を利用したい人もいるよね！

マニラのニノイ・アキノ国際空港でターミナル間移動＆市内に移動する手段は

上記の方法を、だいたいのフィリピン旅行者は使いますよ。

荷物がリュックサックなど小さいバッグや少なければ、アプリで呼べるバイクタクシーのAngkasやJoyRideっていう手もあるけど・・・。

もっと安く済ませたい人は、空港前を走っているジプニーや市内路線バスを使う方法もあるけど、ボクが使ったことないからわからない！

荷物を持っている場合は、ジプニー＆路線バスは相当危険になるので、自己責任でお願いします！

マニラのニノイ・アキノ国際空港の各ターミナル移動、マニラ市内への移動手段を説明するけど、各ターミナルの乗り場はコロコロ場所が変わるので係員にきいてくださいね♪

ターミナル間移動は無料のシャトルバス

マニラのニノイ・アキノ国際空港の各ターミナルを結んでいるのが、無料の「シャトルバス」です。

運行時間	3:30～1:30の間で30分おきに1本
料金	無料
乗り場	各ターミナル「Terminal Transfer Bus」の看板案内に従って行く

シャトルバスは、ターミナル1⇒ターミナル2⇒ターミナル4⇒ターミナル3の順に巡回しています。

各ターミナル間を結んでいる無料シャトルバスは空港敷地内を走るので、渋滞に巻き込まれなくて安心だよ！

マニラの道路は渋滞がスゴくて有名なので、数十分で移動できる無料シャトルバスはめっちゃ有効活用できますよ。

マニラ市内に行くバスはプレミアムエアポートバス（UBE Express）かエアポートループバス(Airport Loop Bus)

マニラのニノイ・アキノ国際空港からマニラ市内に出る場合に、ちょっと高いけど最も効率的かつ安全にいけるのが「プレミアム エアポート バス（UBE Express）」か「エアポート ループ バス(Airport Loop Bus)」です。

路線が決まっているので、行く方面があればUBE ExpressかAirport Loop Busが一番いいです。

プレミアム エアポート バス（UBE Express）P2P

2016年から新しく導入された「プレミアム エアポート バス（UBE Express）」。

各ルート間を運行していて、停車地点が決まっています。

ルート	・ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)⇔アラネタ シティ クバオ(Araneta City, Cubao) ・ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)⇔バスターミナル PITX パラニャーケ(PITX, Paranaque) ・ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)⇔ビクトリー ライナー パサイ(Victory Liner, Pasay) ・ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)⇔サウス パーク センター アラバン(South Park Center, Alabang) ・ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)⇔ロビンソン プレイス マニラ エルミタ(Robinsons Palace Manila, Ermita) ・ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)⇔ロビンソン ガレリア オルティガス(Robinsons Galleria, Ortigas) ・ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)⇔ロビンソン ラグーナ(Robinsons Sta. Rosa, Laguna)
運行時間	各路線で時刻表あり
料金	150～300ペソ（約400～800円）で路線で一律
乗り場	ターミナル1は到着ロビー正面 ターミナル3は到着ロビーを出て、一本歩道を渡った右側

各ターミナルに「UBE Expressの専用カウンター」があるので、聞けばルートも教えてくれて、チケットを購入できますよ♪

ただし、UBE Expressはよく路線や料金が変更するので、これは2024/2時点の情報です。

エアポート ループ バス(Airport Loop Bus)

マニラのニノイ・アキノ国際空港のターミナル間を結んでいたバスが、空港外を走るようになった「エアポート ループ バス(Airport Loop Bus)」。

ルート	LRT/MRTのEDSA（エドサ）駅、Taft Avenue（タフトアベニュー）駅近くのジェネシス バスターミナルを循環して走っている。
運行時間	早朝から23:00くらい？
料金	20ペソ（約50円）
乗り場	ターミナル3はプレミアム エアポート バスの隣。 ターミナル3だけかと思ってたら各ターミナルもあるかも！？

エアポート ループ バス(Airport Loop Bus)は循環して走っているから、その後にLRT/MRTに乗って移動することができます。

2024/2には専用カウンターがなくなってたから、バスで直接購入するのかも？

マニラ市内に行くタクシーはクーポンタクシー、メータータクシー・エアポートタクシー（黄色タクシー）（黄色タクシー）、レギュラータクシー（白タクシー）、Grabタクシー

マニラのニノイ・アキノ国際空港から24時間いちばんお手軽ともいえる市内移動方法はタクシーだけど、正直ボクはGRABタクシー以外はおすすめしません。

海外で空港タクシーはボッタクリなど問題が多いけど、マニラの空港タクシーはメーターをまわさない、ボッタくる、チップ請求がウザい、改造メーターを使うなど、まともに乗ったことがいまだかつてない・・・。

クーポンタクシー

マニラのニノイ・アキノ国際空港のタクシーで高いけど、ボッタくりはない「クーポンタクシー」。

行き先で、それぞれ運賃が決まっています。

運行時間	24時間
料金	目的地エリアまでの看板に書いてある定額料金
乗り場	ターミナル1は到着ロビーを出て、歩道を渡って左側 ターミナル3は到着ロビーを出て、一本歩道を渡った中央（黄色タクシーの隣）

クーポンタクシーはデカデカと目的地までの料金表の看板があるのでわかりやすいけど、普通のタクシーの数倍高い料金です。

クーポンタクシー乗り場で行き先をいって、チケットに行き先・料金・タクシーNo＆会社を書いた紙をもらい、目的地に着いたら指定料金を支払います。

メータータクシー・エアポートタクシー（黄色タクシー）

マニラのニノイ・アキノ国際空港のタクシーで、あまりおすすめはしない「メータータクシー・エアポートタクシー（黄色タクシー）」。

2024/2時点で初乗り料金が値上がりしていて、75ペソで距離で加算されていきます。

運行時間	24時間
料金	初乗り75ペソ（約200円）で、300m毎または2分間の停車毎に4ペソ（約10円）加算されていきます
乗り場	ターミナル1は到着ロビーを出て左側 ターミナル3は到着ロビーを出て、一本歩道を渡った中央

メータータクシー・エアポートタクシー（黄色タクシー）はメーターはまわすけど、改造メーター、到着後にチップ攻撃がヒドいです！

ボクも何回も乗ったことはあるけど、チップ攻撃を受けなかったことがないくらいです・・・。

レギュラータクシー（白タクシー）

マニラのニノイ・アキノ国際空港のタクシーで、一番おすすめしない「レギュラータクシー（白タクシー）」。

2024/2時点で初乗り料金が値上がりしていて、45ペソで距離で加算されていくけど、タクシーの中では一番安いです。

運行時間	24時間
料金	初乗り45ペソ（約120円）で、300m毎または2分間の停車毎に3.5ペソ（約9円）加算されていきます
乗り場	ターミナル1は到着ロビーを出て、一番右端の歩道を渡った向こう側 ターミナル3は到着ロビーを出て、一本歩道を渡った右側（クラーク行きのGenesis P2Pバスの隣）

マニラの白タクシーは一番おすすめしない方法で、改造メーターやメーターをまわさないのは当たり前で、料金交渉から最悪な場合は強盗までアリなので、注意してください！

レギュラータクシー（白タクシー）乗り場にはフィリピン人の長蛇の列ができていることも多く、到着ロビーをでた瞬間から悪徳勧誘もくることもある・・・。

おすすめ！Grabタクシーなどの配車アプリ（TNVS）

唯一マニラのニノイ・アキノ国際空港のタクシーで、おすすめなのが配車アプリ（TNVS）の「Grabタクシー」

2024/2に行った時は、Grabタクシーの横に別の配車アプリサービスもあった！

運行時間	24時間
料金	事前に決まった料金で、目的地で異なる
乗り場	ターミナル1は到着ロビーを出て、一本歩道を渡った右側 ターミナル3は到着ロビーを出て、一本歩道を渡った左端

Grabタクシーは白タクシーよりちょっと高いけど、エアポートタクシーより安く、料金も事前に決まった料金以外は払わないです。

マニラのニノイ・アキノ国際空港の到着ロビー外に、Grabタクシーの緑のカウンターがあるから絶対にわかります！

カウンターのスタッフに行き先をいうと名前と電話番号を聞かれて、その後に運転手の名前・Noプレート・料金が書かれた紙をくれます。

Grabタクシーのアプリをインストールしておけば、いつでもどこでも呼べるし、マニラのニノイ・アキノ国際空港は専用カウンターがあるので、アプリがなくても大丈夫です。

Grabタクシーは空港からは現金払いのみ対応だけど、アプリからだと現金/クレジットカード払いに対応しています。

Grabタクシーのカウンターのおねーちゃんも「今ココにいるから、あと何分でくるわよ♪これからデートなの？私も一緒についていっていい？」と陽気で、運ちゃんもチップ攻撃もなくてめっちゃいいヤツでした！

マニラ市内までジプニーで行く方法

ツワモノの方やバックパッカーの方は、チャレンジするだろう空港敷地外を走っている格安で移動できる「ジプニー」。

ジプニーはマニラのニノイ・アキノ国際空港の敷地内には入ってこれないので、敷地外前の道路で止めるor降ります。

ただし、この方法は大きな荷物を持ってジプニーに乗らないといけないので、乗客にめっちゃ嫌がられる＆スリに遭う確立が高いです。

チャレンジしたことがないので、どの路線番号のジプニーがどのターミナルに行くのかわからないから、Googleマップでジプニーの路線を調べるか地元民に聞いて！

まとめ　ターミナル間移動は無料のシャトルバス、空港からマニラ市内への移動はGrabタクシーがおすすめ

LRT/MRTがニノイ・アキノ国際空港まで開通していないので、空港からマニラ市内に行くにはバスやタクシーでの移動になります。

ニノイ・アキノ国際空港からマニラ市内、市内からニノイ・アキノ国際空港へホテル送迎を頼んでいるフィリピン旅行者の方は安心ですね。

でも、それ以外の方やターミナル間移動をする方は、こんな方法がおすすめですね♪

白タクシーは安いけど、メーターで走ってくれることは少ないので、地元民か現地在住の日本人と乗りましょう！

一応ボクが知ってる限りを自分メモとしてまとめましたが、「間違ってるよ！こんな方法もあるよ！」って方は教えてくだされば修正加筆します。

ということで、発着便数の多いマニラのニノイ・アキノ国際空港の移動方法でした♪

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